QOL(生活の質)を高めるには仕事以外の世界を持とう!

職場で見かけたときにはバリバリのビジネスマンだったのに、定年退職後にあうと「牙を抜かれたライオン」のように覇気が無くなっている人っていますよね。
その逆で職場では今一つ迫力に欠けているように見えていたけれど、定年退職後には趣味や町内会活動をつうじて活き活きと過ごしている人もいます。
この差はどこにあるのでしょうか?
この記事では、打ち込む物の有無がQOL(生活の質)を左右することについてご紹介していきます。
※この記事に登場する人物などは事実をもとにした創作です。
2人の定年退職前後のすごし方
先程の例でお話をすると、前者の元バリバリのビジネスマンは仕事に人生を捧げているような人でした。定年退職を境に急に打ち込める物が無くなり、暇な時間が増えました。それと同時に心にもポッカリと穴が開いてしまったように感じたそうです。
後者の職場では今一つ迫力に欠けていた人はどうでしょうか?
この人は定年退職まえからコンサドーレ札幌の大ファンで個人スポンサーになってしまうほどの熱の入れようでした。自宅にコンサドーレ部屋を作ったり(笑)
定年退職後は会社の拘束から解放され、朝から晩までコンサドーレ札幌の応援やファン仲間と語らう時間にしていたそうです。
2人の大きな差は仕事以外の時間にあり
この2人の大きな違いは「仕事以外の世界」を持っているかどうかです。
元バリバリのビジネスマンさんのケース
元バリバリのビジネスマン(以下BBMさん)はその名のとおりバリバリ仕事に打ち込み、職場ではみんなに慕われる人物でした。職場ではとっても魅力的な人でしたが、毎日遅くまで職場に残り仕事に打ち込んでいました。
きっと休みの日も自宅で仕事をしていたに違いありません。
この状態だとBBMさんは「仕事以外の世界」は持っていなかったでしょう。
職場では今一つ迫力に欠けていた方のケース
一方、職場では今一つ迫力に欠けていた方(以下SHKさん)は、仕事は定時で切り上げて早々に帰宅していました。帰宅後は家族と食事など団欒したあとコンサドーレの情報集めや、自慢のコンサドーレコレクションを愛でる時間にあてていました。
休日はもちろんコンサドーレの応援にサッカー場へ足をはこんだり、ファン仲間との集いに参加に盛り上がっていたそうです。
SHKさんは「仕事以外の世界」を満喫していました。
「仕事以外の世界」の重要性
仕事以外の世界をもっていることの効果は計り知れません。
定年退職前の現役時代だと「ストレス解消」「自己表現」「生きている実感」などどちらかと言うと「仕事をしっかり行うためのガス抜き」みたいに見られがちです。
まぁ人それぞれの考え方なので否定はしませんが、私は逆に考えていて「仕事以外の時間を充実させるために仕事をする」が正しいと思っています。
その理由は、定年退職後のBBMさんとSHKさんを比較することで見えてきます。
BBMさんは仕事が人生そのものになっていました。そのため定年退職後は人生そのものであった仕事を失ったので「牙を抜かれたライオン」のようになってしまいました。
一方SHKさんは仕事以外の時間を充実させるために仕事をしていました。定年退職後も情熱を注ぐ対象があり、むしろ時間が増えた分、充実した時間を過ごすことができるようになりました。
「仕事以外の世界」があったかどうかが定年後の人生を左右したんです。
急に探しても見つからない!仕事以外の世界を見つけよう!
人生を仕事に捧げることは野心的な男性だと魅力的でかっこいいことのように感じられるかもしれません。
しかしながら、人生の無限の可能性を狭めてしまっていることは否定できません。仕事だけじゃないもっと広い世界であなたの魅力を輝かせてみてはいかがでしょうか?
パッと思いつくところでは、英会話を勉強したり、プログラミングを勉強してみたり、なにかボランティアに参加してみるのも良いですね。
新しいことを始めると新しい仲間ができます。
新しい仲間との関りを通じて、QOL(生活の質)の高い暮らしを目指していきましょう。
職場と家庭以外のコミュニティーに属し関わっていくことは、QOLの高い人生を送るにあたりとても重要なことだと考えていますので、近々記事にして公開したいと思います。
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