【ご飯を食べても元気が出ない方向け】良く噛むことのすすめ

子供のころ大人から「よく噛んで食べなさい」と言われてきませんでしたか?
そして「なんで何回も噛まなきゃだめなの?」「食べ物が口の中でドロドロになって気持ち悪い」こんなことを思っていたんではないでしょうか。
私はどちらかというと良く噛んで食べる少年でしたが、今になって「良く噛んで食べる」ことがいかに大切なことなのかわかってきました。いや、感じたという方が正しいかもしれません。
この記事では、私が体感している「良く噛んで食べる」ことの重要性をお伝えします。※感覚的な内容が多くなります。
良く噛むと何がいいの?メリットを紹介
「良く噛んで食べる」ことは体にとってさまざまなメリットがあります。
食べ物を細かく砕き消化を助ける
良く噛むことによって食べ物は細かく砕かれ、胃液で溶かしやすい状態になります。早く溶けるということは食べ物が胃にとどまる時間を短縮できますし、しっかり溶けている分その後の腸でも消化吸収しやすい状態になります。
先回りして消化を進める
良く噛むことで唾液がたくさん出ます。唾液の中にはお米などに含まれるでんぷんを分解する酵素(アミラーゼ)が入っていて、事前にでんぷんをブドウ糖などに分解します。
体内では小腸で行われる消化内容なのですが、事前に行うことで小腸の負担を軽くし、他の消化に集中できるようなります。
より多くの栄養素を吸収できる(可能性がある)
私の持論で「食べ物からより多くの栄養を摂取する」というのがあります。
同じ食物を食べても「良く噛んで食べたとき」と「ほぼ噛まずに食べたとき」では体に摂りいれられる栄養素の量に大きな差があるのではないかと考えています。
どのくらい噛むのが理想的なのか
これは諸説ありますが、一口30回というのが良いと思います。
理由としては、一口30回くらい噛むと、食べ物はいいあんばいに砕かれており、適度に唾液と混ざり体内で消化吸収をスムーズに行うための準備が整った状態になっているからです。
お米などの炭水化物を食べたときは、噛んでいると甘くなってきます。これは唾液に含まれる消化酵素アミラーゼがでんぷんを分解しブドウ糖に変化しているからです。
この段階まで噛むと大体一口30回。飲み込むサインだと考えてください。
良いことばかりなの?デメリットはないの?
私個人としてはデメリットはないと感じています。が、想像できるデメリットはいくつかありますので記載しておきます。
- 食べ物が口の中でドロドロになる。
- 一口30回も噛むので時間がかかる。
- 麺類だと喉越しを感じられない。
- 魚卵だとプチプチした感触が苦手な人もいるかも。
- ホルモンは30回噛んでもあまり変化がない。
想像してデメリットを書き出してみましたが、どれもこれもメリットの大きさに比べれば極々小さなものですね。
一口30回!!良く噛んで食べよう!!
良く噛んで食べることのメリット・デメリットを紹介してきましたが、圧倒的にメリットが大きいですね。
良く噛むことは、胃や腸に代表される消化器官の負担を減らし、スムーズに消化吸収できるようにする活動です。
消化にかかる時間が長くなるほど胃腸に血液が集まり、体の他の部分に使える血液が減ります。これだと元気に活動できる時間が減ってしまいますので、消化にかかる時間は短い方が良いんです。
そういう意味でも良く噛んで食べることは意味のあることなのです。
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